2020年03月25日
北大に受かったらToefl itpの勉強をしよう
こんにちは、
北海道大学に入学すると、種々のオリエンテーションやサークルの新歓がありますが、そのしばらく後にある大きな行事がToefl itpという英語の試験の受験です。2019年は6月15日に試験がありました。
このToefl itpですが、ここで良い点をとると非常に嬉しい特典があるため、頑張って勉強するべきだと思います。以下にToefl itpのテストの結果がどう使われるかを示します。
Toefl itpの点数が使われるところ
①英語2の成績に算入される
②高得点をとった場合、2学期の英語の単位がもらえる(英語優秀認定制度)
ちなみに、
筆者の点数は
リスニング 61/68点
文法 65/68点
読解 62/68点
合計627点です。
テストできちんと点をとった人が書いています。
(筆者は読解が得意なので、実はしくじっています。)
Toefl itp による英語優秀認定制度の基準点
677点満点の試験で
※ガチ勢は、
あくまでもAではなく、A+を目指すということです。
※2023年6月追記:優秀認定でAをもらうために、550点以上必要になったようです。詳しくはもう少し調べて、記事をアップデートできればと思います。
Toefl itpってどんなテスト?
Toefl itpは、リーディング、文法、リスニングから成る試験です。入試などとある程度似ているので馴染みやすいと思います。作文や発話がないため、取り組みやすいです。
問題の構成
①リスニングー合計50問
Part A:30問
短い会話と質問
Part B:8問
長い会話×2 それぞれ複数の設問
Part B:8問
長い会話×2 それぞれ複数の設問
Part C:12問
長い会話や講義×3 それぞれ複数の設問
問題冊子にあるのは選択肢のみ。質問も聞き取らなくてはいけない。
②文法ー40問長い会話や講義×3 それぞれ複数の設問
問題冊子にあるのは選択肢のみ。質問も聞き取らなくてはいけない。
空欄補充:15問
間違い探し:25問
③リーディングー50問
5つの長文
自分と友達の意見としては、リスニングが最も難しいということで一致しています。逆に、文法は点数をとりやすいという点も一致しています。文法は、勉強すればそれなりの点数をとりやすいです。
なぜリスニングが難しいかというと、単純に話すのが速いだけでなく、分からなかった問題を引きずってリズムを崩すといった事故が起こりやすいからです。
勉強法は? おすすめの参考書は?
基本的には受験の延長戦上にあると思いますから、受験生時代の勉強方式を継続することができれば高得点をとることができます。もちろん、参考書や過去問は、Toefl itp 用を使います。
入学後、4月から6月まではあっという間です。ここで英語力を大きく伸ばすことは不可能ではありませんが、入学前に対策を始めているとベストです。そんな真面目な人は居ないかもしれませんが。
受験時の英語力を落とさずに、ある程度勉強すれば、
テストの形式から考えて、学習の中心は、
・語彙/読解
・文法
・聞き取り
に集約されます。
語彙/読解の学習
この中で最も時間がかかると思われるのが、語彙です。以下に語彙の覚え方を紹介していますので、よろしければご覧ください。
「Toefl英単語を無理なく覚える方法」http://subarupu.livedoor.blog/archives/5453507.html
使う単語帳は、記事のものと違うやつでもいいです。紹介している単語帳は、厳密にはToefl ibtという別のテストの単語帳ですが、Toefl itpの対策に使うことができます。
記事内でお勧めしている単語帳は
『Toeflテスト英単語3800』
です。
読解は、語彙力の上昇に伴って、点数が伸びるはずです。語彙をある程度覚えてきたら、読解の実践に移りましょう。リーディング対策をやってもいいですが、ここにあまり時間を割いてもしょうがない気がします。
文法の学習
文法の学習も本来時間がかかるものですが、Toefl itpの対策ということであれば、文法の全てを学びなおす必要はありません。
こちらは、読解と違って、語彙力の基礎の上に立つものではありませんから、どんどん実践をしていけばいいと思います。その中で間違えた問題があれば、なぜ間違えたのかを確認していけば、点数が上がっていきます。文法問題で出題される問題のパターンは、有限です。解きながら、一通り覚えてしまうのが、楽です。
おすすめの参考書は、
『TOEFLテスト ITP文法完全攻略』アルク
です。
おすすめする理由は、模擬試験が7回分とたくさん入っているからです。学習に充てられる時間が少ないため、実践形式で多くの回数をこなすことが重要だからです。
また、「文法」だけで1冊になっているため、取り組みやすいです。がんがん解いていきます。
聞き取りの学習
Toefl itpの英語聞き取りは、前述の通り、かなり高速で再生されるため、心してかかる必要があります。点数が安定しにくい分野です。
初めは、できるだけ英語をたくさん聞いて耳を英語に慣らしていきます。
TED Talkなどは、聴衆に対するプレゼンという性質上、ある程度聞きやすいのではないかと思います。
問題形式に慣れるために、実戦形式で聞く練習もテスト前には必要です。
おすすめの参考書は、文法と同じシリーズの
『TOEFLテスト ITPリスニング完全攻略』アルク
です。
おすすめする理由は、上と同じです。どんどん解いて、形式に慣れることができます。ちなみに、本が分厚過ぎずに取り掛かりやすい、というのも個人的な理由です。
参考書は、模擬試験形式のものをおすすめしました。どんなものでもそんなに変わらない気がするので、自分が気に入ったものを選んでください。
ただ、全部入り、みたいな参考書よりもリスニングや文法というように分かれている方が勉強しやすいのではないかと思います。なぜなら、普段の学習で全部通しで試験をすることは難しいからです。授業の合間に文法セクションを1回分解いておこうとか、リーディングを1文章見てみようとか、そういった使い方をする場合に、区切りをつけやすく、持ち運びやすいためおすすめします。
高得点をとって2学期に楽をしましょう。
以上です。
読んでいただき、ありがとうございました。
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